freeeへの連携

この機能を利用可能なユーザー権限
管理者 責任者 経理担当者 担当者 担当者2
× ×

会計連携の概要

会計ソフトへの連携は、uconnectで登録した売上・原価の情報を会計ソフトへ取り込む方法です。
既に会計ソフトに登録済みの売上・原価データや、取引先等のマスタデータをuconnectに取り込むことはできません。

また、uconnectと会計ソフト間でデータが常に連動してはいません。
連携後に内容を更新する場合はuconnect側、会計ソフト側をそれぞれ更新してください。
uconnectから会計ソフトに連携したデータを、再度連携し更新することはできません。

設定方法

会計ソフトとの連携を有効にするために、まず「設定」>「会社情報」画面の「会計ソフト」項目で使用する会計ソフトにチェックを入れて「更新」してください。
会計freeeへはAPI連携を利用しています。

連携設定

「外部連携」>「連携設定」画面より会計freeeの事業所と連携してください。
詳しくは連携設定をご覧ください。

設定例

連携単位

会計連携で送信される単位は「会計設定」画面の以下の設定によります。

  • 「売上計上科目」>「会計送信区分」
  • 「計上発生日」>「売上計上発生日」
  • 「部門連携」>「連携する部門単位」

例えば、「会計送信区分」が「顧客毎」、「売上計上発生日」が「納品日」、「連携する部門単位」が「しない」の場合、売上が顧客・納品月毎にまとめて表示されます。納品日は納品月の末日が設定されます。
(また、支払方法・売上区分が異なる場合は、それぞれ分かれて表示されます。)
uconnect_売上連携_部門なし

「会計送信区分」が「伝票毎」、「売上計上発生日」が「納品日」、「連携する部門単位」が「しない」の場合、売上が伝票毎(売上登録単位)にまとめて表示されます。
uconnect_売上連携_部門なし_伝票毎

売上の仕訳

発生日

計上発生日の設定、連携単位、連携タイミングにより自動で設定されます。

  • 計上発生日
    「会計設定」画面の「売上計上発生日」項目で「納品日」または「請求日」を選択できます。
    前払いの場合は上記設定に関わらず「請求日」が設定されます。
  • 連携単位
    「会計設定」画面の「売上計上科目」>「会計送信区分」が「顧客毎」であれば、売上データが顧客・計上月ごとにまとめられ、計上発生日は末日となります。
    「伝票毎」であれば、登録した計上発生日(納品日または請求日)となります。
  • 連携タイミング
    計上発生日の設定が「納品日」であれば、売上ステータスが「納品済」から、「請求日」であれば、売上ステータスが「請求済」から会計連携が可能です。
    また支払方法が「現金支払」の場合()、入金前(売上ステータスが納品済、請求可、請求済)の売上は未決済で、入金済(売上ステータスが入金済)の売上は決済済みで仕訳されます。freee側の決済の日付には「入金日」が設定されます。
    ※支払方法マスタの設定で「支払区分」が「現金」のものです。
勘定科目

uconnectで設定する科目名はfreeeに登録されている勘定科目の「勘定科目名」です。
freee画面の設定「勘定科目」>「勘定科目の設定」より勘定科目の詳細をご確認いただけます。

支払区分「銀行振込」、「銀行振込・現金以外」の場合、売上登録時に設定した「売上区分」の設定によりfreee側で自動で設定されます。
例えばuconnect側で売上区分「売上高」としてfreeeに連携される場合、freee側の勘定科目「売上高」の「収入取引相手勘定科目」の設定が反映されます。

支払区分「現金」はマスタに登録されている借方勘定科目で連携されます。
ただし、上記設定で連携されるのは入金済み(決済済み)の場合のみで、納品済~請求済(未決済)の場合は「売掛金」として連携されます。

税区分

税区分は税率毎に連携されます。
複数税率が混在する売上を連携した場合は、以下の様な仕訳になります。

uconnect_複数税率

uconnect 売上登録画面

会計freee 仕訳プレビュー画面

備考

売上区分マスタの設定により案件名や任意の名称をfreeeの「備考」項目に連携することができます。

会計連携設定について、詳しくは売上の会計連携設定についてをご覧ください。

原価の仕訳

発生日

計上発生日の設定、連携単位、連携タイミングにより自動で設定されます。

  • 計上発生日
    「会計設定」画面の「原価計上発生日」項目で「納品日」または「被請求日」を選択できます。
    ※前払いの場合は上記設定に関わらず「被請求日」が設定されます。
  • 連携単位
    「科目登録」画面の「会計送信区分」項目が「取引先毎」であれば、原価データが取引先・業者、計上月ごとにまとめらら、計上発生日は末日となります。
    「伝票毎」であれば、登録した計上発生日(納品日または被請求日)となります。
  • 連携タイミング
    計上発生日が「納品日」であれば、原価ステータスが「納品済」から、「被請求日」であれば原価ステータスが「被請求OK」から会計連携が可能です。
    また支払方法が「現金支払」の場合()、支払前(原価ステータスが納品済、被請求OK)の原価は未決済で、支払済(原価ステータスが支払済)の原価は決済済みで仕訳されます。freee側の決済の日付には「支払日」が設定されます。
    ※支払方法マスタの設定で「支払区分」が「現金」のものです。
勘定科目

uconnectで設定する科目名はfreeeに登録されている勘定科目の「勘定科目名」です。
freee画面の設定「勘定科目」>「勘定科目の設定」より勘定科目の詳細をご確認いただけます。

支払区分「銀行振込」、「銀行振込・現金以外」の場合、原価登録時に設定した「科目」の設定によりfreee側で自動で設定されます。
例えばuconnect側で科目を「仕入高」としてfreeeに連携される場合、freee側の勘定科目「仕入高」の「支出取引相手勘定科目」の設定が反映されます。
勘定科目_原価
支払区分「現金」はマスタに登録されている貸方勘定科目で連携されます。
ただし、上記設定で連携されるのは支払済み(決済済み)の場合のみで、納品済~被請求OK(未決済)の場合は「買掛金」として連携されます。

備考

科目マスタの設定により案件名や任意の名称をfreeeの「備考」項目に連携することができます。

会計連携設定について、詳しくは原価の会計連携設定についてをご覧ください。

その他注意点

  • 部門別に会計連携することができます。詳しくは「会計連携」>「売上連携」または「原価連携」をご覧ください。
  • uconnectでは取引先コードを利用した連携には対応しておりません。freee側の取引先名とuconnect側の会計用顧客名または会計用仕入先/業者名を照合し連携します。
    会計freeeの設定で取引先コードを「使用する」に設定している状態で連携をした場合、uconnect側の顧客・仕入先/業者(会計用顧客名・会計用仕入先/業者名)と一致する取引先(取引先名)がfreee側に登録されていなければ「Codeを入力してください」とエラー表示されます。

無料でお試し!

粗利管理クラウドソフト「uconnect」は、
経理業務の効率化リアルタイム粗利管理が可能なクラウド型の粗利管理ソフトです。

見積書・納品書・受領書・領収書・請求書作成 + 売掛管理・買掛管理 の機能を備えています。

30日間無料でお試しすることができます。