オプションとして「工事完成基準」を「使用」にしている会社でのみ、本機能を利用することができます。
※有料オプションです。課金日時点でオプションがON（使用する）の場合、月額ご利用料金に5,500円(税込)加算されます。
※オプションは途中でOFF（未使用）にすることもできますが、工事の途中でオプションを変更する等タイミングによっては会計連携データに不整合が生じる可能性があります。

概要

uconnectの売上・原価情報を、工事完成基準で会計ソフトへ連携することができます。
工事完成基準の対象案件は、売上分析などの分析・集計画面で完成基準で集計表示することができます。
工事完成基準については工事完成基準とはをご覧ください。

使用開始方法

オプションを有効にする

1. 「設定」＞「ご利用プラン」メニューより「ご利用プラン」画面を開きます。
2. 「工事完成基準」オプションを「使用」状態にし、「更新」ボタンをクリックします。

マスタを更新する

売上区分

売上区分を工事完成基準：対象に更新し、必要な項目を設定します。

1. 「マスタ」＞「売上区分」メニューより「売上区分一覧」画面を開き、対象となる売上区分を選択、または新たに売上区分を追加する場合は「売上区分追加」ボタンより売上区分登録画面を開きます。
2. 「工事完成基準：対象」をチェックし、必要な項目を入力後「更新」または「追加」ボタンをクリックします。

工事完成基準オプションを使用する場合、工事管理で登録する売上には工事完成基準対象の売上区分のみ設定可能です。
工事業向け＋販売プランをご利用の場合、販売管理で登録する売上には工事完成基準対象外の売上区分も設定可能です。
（販売管理の売上に工事完成基準対象の売上区分を設定した場合、会計連携時は「完成時・完成後の仕訳」が適用されます。）

科目

科目を工事完成基準：対象に更新し、必要な項目を設定します。

1. 「マスタ」＞「科目」メニューより「科目一覧」画面を開き、対象となる科目を選択、または新たに科目を追加する場合は「科目追加」ボタンより科目登録画面を開きます。
2. 「工事完成基準：対象」をチェックし、必要な項目を入力後「更新」または「追加」ボタンをクリックします。

工事完成基準オプションを使用する場合、工事管理で登録する原価には工事完成基準対象の科目のみ設定可能です。
工事業向け＋販売プランをご利用の場合、販売管理で登録する原価には工事完成基準対象外の科目も設定可能です。
（販売管理の原価に工事完成基準対象の科目を設定した場合、会計連携時は「完成後の仕訳」が適用されます。）

会計設定を更新する

工事完成基準オプションを使用する場合、売上登録で初期設定される「売上区分」を登録します。

1. 「設定」＞「会計設定」メニューより「会計設定」画面を開きます。
2. 「工事（完成基準）初期売上区分」で完成基準：対象の売上区分を選択し「更新」ボタンをクリックします。

※「工事（完成基準）初期売上区分」の選択肢には完成基準：対象の売上のみ表示されます。

案件の設定

工事完成基準の対象かどうかは案件毎にも設定できます。
工事完成基準オプションが有効の場合、「工事完成基準：対象」は初期状態でチェックONとなっています。

ダッシュボード、分析・集計グラフの表示

ダッシュボードや分析・集計メニューのグラフを工事完成基準で表示することができます。

ダッシュボード

表示設定画面の「ダッシュボード：完成基準でグラフ表示」にチェックを入れて更新すると、案件の完成日を元に売上・原価を集計表示します。
（工事完成基準対象の案件のみ）。

オプションを無効にする

1. 「設定」＞「ご利用プラン」メニューより「ご利用プラン」画面を開きます。
2. 「工事完成基準」オプションを「未使用」状態にし、「更新」ボタンをクリックします。

オプションは途中でOFF（未使用）にすることもできますが、工事の途中でオプションを変更する等タイミングによっては会計連携データに不整合が生じる可能性があります。
会計連携済のデータを修正する場合は、uconnect側・会計ソフト側をそれぞれ修正してください。

オプションを使用から未使用にすると、

• 科目マスタの工事完成基準設定、仕訳設定が削除されます。完成後の仕訳設定のみ残ります。
• 売上区分マスタの工事完成基準の設定、仕訳設定が削除されます。完成時・完成後の仕訳設定のみ残ります。
• 会計連携画面から対象となるデータ（振替伝票等)が削除されます。
• 未使用にした時点で利用不可となります（データを元に戻すことはできません）。
• 課金方法は従来の通り（次回課金日時点のオプション・ユーザー数により決まります）。日割り計算による返金対応はしておりません。